日本時間27日土曜日の午後7時から、スケートボード男子ストリートの予選が始まります。
雨天延期のため、日本時間29日の午後7時開始に変更されました。
日本時間27日土曜日の午後7時から、スケートボード男子ストリートの予選が始まります。
日本の出場選手は前回の東京オリンピックで初代金メダリストに輝いた堀米雄斗、OWSR世界ランク1位の若干14歳小野寺吟雲、ワールドスケートボード2023東京を制した白井空良の3名です。
今回は前回の東京オリンピックで初代金メダリストに輝いた堀米雄斗選手について調査しました。
苦労して掴んだ五輪切符
Olympic Games Paris 2024
前回の金メダリストの堀米雄斗ですがここまでの道のりは決して平坦なものではありませんでした。
オリンピック予選最終戦のブタペスト大会を残した時点での堀米雄斗のランキングは日本勢5位。
オリンピック出場には国内で3位以内に入る必要があります。
たとえブタペスト大会を優勝したとしても他の選手の結果によってはオリンピック出場は叶わない。
そんな状況での大会でした。
前日の準決勝で転倒し負傷した足が痛む中、ベストトリック3本目でノーリー270ブラントスライドを決め、2年間のオリンピック予選で最高得点となる97.10を叩き出し首位に浮上。
そのまま優勝を決め、OWSRランキング3位に浮上しオリンピック出場を決めた。
苦しかった2年間
堀米雄斗は東京オリンピック以降これまでの苦しかった胸の内をこう語っています。
「大会(に出場するの)はもう止めたいとか、スケボーを1回ちょっと休憩したいなみたいな。本当に行き詰まってたし、何をやってもうまくいかないことがすごく多かったんで。スケボーだけじゃないことでも、人間関係だったりとか、そういういろんなことがあって。だからそういうのが一気に来ると、精神的にもきつかった」
「(技が)決まっても得点が出ないこととか多くて、あと1個で予選通れないみたいなのがすごい多かった。滑れるんだけど点数が出ないとか」
「自分もいつかは1個レベルを上げないといけないっていうのはわかってたことで、でもそれがなかなかできなくて。ミスれない中で、プレッシャーのある中で、これでもいけるって思う自信のあるトリックは入れてきたつもりだったから」
Olympic Games Paris 2024
初代金メダリストとして追われる立場になり、色々と葛藤もあったのかもしれませんね。
まとめ『結果はついてくる』
Olympic Games Paris 2024
「自分のベストを尽くし、悔いのない滑りができれば結果はついてくる」
連覇への抱負をそう語っています。
重圧から解放され「この1か月間は士気も高くすごく練習できた」と充実した練習ができているようですね。
持っている力を存分に発揮できればオリンピック2連覇という結果はついてくるでしょう。