パリ五輪 スケートボード男子ストリート 日本勢はメダル独占できる?

Olympic Games Paris 2024

日本時間27日土曜日の午後7時から、スケートボード男子ストリートの予選が始まります。

雨天延期のため、日本時間29日の午後7時開始に変更されました。

日本の出場選手は前回の東京オリンピックで初代金メダリストに輝いた堀米雄斗、OWSR世界ランク1位の若干14歳小野寺吟雲、ワールドスケートボード2023東京を制した白井空良の3名です。

現在のオリンピック世界スケートボードランキング(OWSR)1位小野寺吟雲、2位白井空良、3位堀米雄斗と上位を日本勢が独占しています。

メダル独占も十分狙えるのではないでしょうか。

目次

オリンピックに出場するには

日本の出場枠は3名

パリ2024のスケートボード競技には、男女ストリート、そして男女パークの各種目に22名ずつ(計88選手)が出場します。

ホスト国のフランス、国際オリンピック委員会(IOC)の三者委員会で決定されるユニバーサリティ枠に各1名割り当てられます。

残りの80枠は、本大会までに行われる競技会の結果に基づいて割り当てられ、1つの国内オリンピック委員会(NOC)あたりの上限は、最大12枠(各競技で男女各3枠)となっています。

つまり男子ストリートの日本の出場枠は3名ということになります。

出場枠を得るには

日本に割り当てられた3名の出場枠を得るには、2024年6月24日の時点で、オリンピック世界スケートボードランキング(OWSR)に名前を連ねている必要があります。

複数の大会がポイント獲得の対象となり、5つの大会でポイントが付与されます。

ポイントが付与される大会 (ランク順嗚)
  • 世界大会
  • オリンピック予選シリーズ
  • プロツアー
  • 5Starイベント
  • 3Starイベント

大陸選手権は3Starイベントとしてランク付けされ、国内選手権の結果は予選には含まれないことになりました。

堀米雄斗

産経新聞

東京オリンピックの金メダリスト堀米雄斗ですが、五輪出場の道のりは厳しいものでした。

オリンピック予選シリーズ最終戦6月23日のブタペスト大会決勝前の時点では、ランキンングは日本勢5位、オリンピック出場には日本勢3位以内に入る必要がありオリンピック出場が危ぶまれる状況でした。

前日に行われた準決勝で転倒、足を強打して痛みが残る状況での決勝となりました。

そんな状況で迎えた決勝では、ノーリー270ブラントスライドを決め表彰台の頂点に立ち五輪切符を手にしました。

初代金メダリストとして出場するパリオリンピック、圧巻の滑りを見せてくれることでしょう。

小野寺吟雲

NumberPREMIER

Ginwooの愛称で親しまれる若干14歳の世界No.1スケーター小野寺吟雲。

7歳で本格的に競技を始め8歳からは国際大会に出場。

2022年には12歳という史上最年少で日本選手権に出場、初出場初優勝を果たす。

2023年2月にアラブ首長国連邦で行われた世界選手権で3位に入賞、史上最年少メダルを獲得した。

また、5月に出場した世界最高峰のXゲームでは最年少Vを果たした。

『史上最年少』という言葉が似合う小野寺吟雲、日本男子個人種目での日本史上最年少金メダルに期待が集まります。

白井空良

朝日新聞D IGITAL

オリジナルトリック『ソラグラインド』が世界でも話題の白井空良が2度目のオリンピックに挑みます。

メダルを期待された東京オリンピックでは9位で惜しくも決勝進出はなりませんでした。

2023年12月に東京・有明コロシアムで行われたスケートボードストリート世界選手権で優勝、現在のオリンピック世界スケートボードランキング(OWSR)では小野寺に続いて2位にランクインしています。

7月中旬から体調不良で1週間入院し、現地入りが遅れたのが心配されますが普段の実力を出せれば十分金メダルも狙える力を持っています。

まとめ

日本選手が世界ランク上位を独占しているスケートボードストリート。

三人が力を発揮できればメダル独占も十分可能性はあると思います。

明日午後7時からの予選を楽しみに待ちましょう。

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